子供の帯状疱疹(たいじょうほうしん)

帯状疱疹(たいじょうほうしん)ってご存知ですか?

帯状疱疹は、水疱瘡(みずぼうそう)のウイルスが原因の、痛みをともなう皮膚湿疹のことです。症状には個人差がありますが、多くの場合、からだの一部にチクチク、あるいはピリピリとした痛みを感じることから始まり、やがてそこに紅斑(少し盛り上がったような赤い湿疹)ができ、続いて水疱ができて破れ、皮膚がただれ、かさぶたができます。その間も、痛みが続きます。軽い痛みで済む方もいますが、強い痛みを感じることが多く、夜眠れないほどの痛みに悩まされる方まで、さまざまです。

出典:「帯状疱疹」で注意したいこと|はじめよう!ヘルシーライフ|オムロン ヘルスケア

50歳から80歳代までに発症する人が全体の70%近くを占めており、10歳以下の子供が発症することはまれだそうです。

原因

帯状疱疹は、水痘・帯状疱疹ウイルスというウイルスにより起こります。

最初に感染すると水疱瘡になり、それが治癒すれば安心と思いきや、このウイルスはその後、知覚神経節という痛みの感覚を支配する神経の元になっているところにひそんでしまう傾向があり、通常は症状を示さないが、疲れやストレス、風邪等で免疫力が低下した時に知覚神経に沿って症状が出る事があるそうです。

娘の症状

最初期

昨年の12月中旬でした(8歳1ヶ月)

お風呂から上がってきた時に

[bal_L1]https://esutama.net/wp-content/uploads/2018/02/AD681501-E52E-47D0-9F97-903273197D8D-e1519264710406.jpeg[bal_L2]とーちゃん、手がピリピリして痛い~[bal_L3]

左腕を差し出して言ってきた。

見てみるも、何の外傷も荒れもない。

その時は遊んでる時にどこかに擦ったりしてソコが沁みているのだろう。と思ってワセリンを塗って寝かせた。

しかし3日経っても言う事は変わらず、皮膚科を受診する事にした。

皮膚科では

おそらく乾燥でしょう。

との診断で、保湿剤を処方された。

元々肌が弱い傾向はあったので、すっかり信じてしばらく保湿剤を塗っていたのだが痛みは増していく。

最初に症状を訴えてから1週間後

ピリピリとした痛みが増していると言うので、もう一度受診しようかと考えていた矢先。

娘がお風呂に入る前に走ってリビングに来た。

[bal_L1]https://esutama.net/wp-content/uploads/2018/02/AD681501-E52E-47D0-9F97-903273197D8D-e1519264710406.jpeg[bal_L2]とーちゃん、これ![bal_L3]

服を脱いでいる時に発見して驚いて走ってきたようで、見てみると左肩から手首にかけて大量の発疹。

これはただ事ではない!

次の日、前回受診した皮膚科は休診日だったので、別の病院で診てもらったところ、帯状疱疹と診断された。

医師から一通り説明は受けていたが、家に帰って文献を読み漁った。

その結果、ストレスが原因のひとつである事に妙に責任を感じ、凹みまくった。

気付かないうちに我慢させてしまっていたのだろうか。

学校でいじめられてるのではないだろうか。

母親が居ない事で心のはけ口を失ってしまっていたのだろうか。

娘に聞いてはみたが

[bal_L1]https://esutama.net/wp-content/uploads/2018/02/AD681501-E52E-47D0-9F97-903273197D8D-e1519264710406.jpeg[bal_L2]心配な事も悩んでる事も嫌な事もなーんにもない![bal_L3]

と言う。

確かに日々明るく過ごしているし、わがままも沢山言う。

過去に学童で上級生に嫌がらせのような事をされていた時も隠す様子無く話してくれたし、その件は今も方々からの情報を得ているが、親同士での話もしたし、もう解決しているはず。

何らかの要因で免疫が低下していた事は間違いないのだが、未だにはっきりした原因はわからない。

発疹が出てから3日目

水ぶくれが目立ってきたが、痛みは若干和らいだと言う。

この量の水ぶくれが破れだしたら体液の量も大変な事になるだろうと思って、ガーゼや脱脂綿を買い込んだ。

発疹が出てから7日目

水ぶくれはほぼ無くなり、かさぶたになった。

痛みもなくなり、痒いと言っていた。

そしてなにより、笑顔が増えた。

発疹が出てから13日目

かさぶたがだいぶめくれ、皮膚が黒ずんだようになってきた。

この頃には痛みも痒みも無く、ただ

[bal_L1]https://esutama.net/wp-content/uploads/2018/02/AD681501-E52E-47D0-9F97-903273197D8D-e1519264710406.jpeg[bal_L2]気持ちわる~w[bal_L3]

と言いながらケラケラと笑っていた。

痩せ細ったように見えるが、食欲が無くなった事もなく、学校にも行き普通に生活をしていたので、撮った角度の問題だと思います。

発疹が出てから4週間後

写真は撮り忘れたが、皮膚の黒ずみもすっかり取れ、以前となんら変わらないようになった。

もちろん娘は元気です。

まとめ

帯状疱疹の痛みは個人差があるようで、ピリピリとした痛みから、針で患部を刺しまくられてるような痛みまであり、酷い人になると動けなくなったりもするらしい。

娘も発疹がでる前の日から発疹が出て数日の間は本当に痛そうで、何度も代われるなら代わってやりたいと思った。

こうなった事には自分に原因があるかもしれないのに、見守る事しかできない虚しさ、悔しさ、、、苦しかった。

母親が居たらこんな事にはならなかったのだろうか。。。

過ぎてしまった事は仕方がないのだが。

この出来事から子供達の受けるストレスについて更に注意深く見るようになった。

それは怪我の功名かもしれない。

失敗から学ぶ事は多い。

まだまだシングルファザー初心者。

真摯に受け止めていこう。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする