面会交流について

去る2018/4/18

離婚してちょうど1年が経った。

結論から言うと、3月末日で元妻と絶縁した。

どこかで線を引かないといけない。

このまま流れにまかせていたらいつか取り返しのつかない事になる。

そう感じた時から自分で期限を決めていた。

元妻と子供達の関係

離婚してからの元妻と子供達の関係は良好だったと思う。

月に2回以上は面会があったし、旅行にも行った。

子供達は母親が大好きだ。

見れば誰だってわかる。

会う時はいつも4人。

離婚する前の家族の形だ。

子供達が遊びに行って、元妻と二人きりになっても普通に会話をしたり、一緒に料理をしたりしていた。

僕達が不仲で離婚したのならそれで良かった。

むしろこれこそ理想の同居親と別居親の姿ではないか。とすら考えていた。

子供達が将来抱く感情

だが現実は妻には男が居て、その男の為に子供達を捨てたのだ。

この生活を続けていればどれだけ内緒にしていてもいずれ子供達は勘付くだろうし、その時子供達は

自分達は母親に選ばれなかった。

かーちゃんは自分達よりも赤の他人の男を取った。

そう思うかもしれない。

そして

大好きなかーちゃんが一番大切だったのは、血の繋がった自分達ではなく、自分達の人生を狂わせた男

自分達が憎むべき男

子供達がそれを知った時の衝撃を考えると、

このまま面会を続ければどんどんその衝撃が大きくなると思った。

母親面して会いに来てたけど、それ以外の日は野郎とよろしくやってた

「あなた達が大切」と言っていたあの言葉は何だった?

娘が自分の子供を抱いた時

こんなに可愛い自分の子を捨てたのか

そう思うのではないかと。

全てにおいて自分達は憎き間男の為に優先されなかったと知った時に子供達がどうなってしまうのか。

僕が下した決断

そういった予想の元で僕は子供達の傷を最小限にする為、母親と絶縁させる苦渋の決断をした。

時期は早ければ早いほど子供達の傷は小さく済むだろう。

僕はその考えに至った経緯を元妻に話し、離婚してからおよそ1年の3月末を期限とし、2週間前の3月中旬に

すぐに戻って来なくても良いから、子供達か男かを選んでほしい

そう告げた。

僕自身も、まだ元妻の事を想っているのだから会えない事は辛いし、どうしているのかは気になる。

しかし、子供達の事を考えると、その想いは我慢しなければいけないと思った。

その後、元妻は仕事の休みを取り、子供達と過ごす時間を作ったからどこかに行きたいと言ってきた。

男を選んだか・・・

直感でそう思った瞬間に僕は膝から崩れ落ちた。

心のどこかで

これで間男と切れてくれたら・・・

流石に子供達を選ぶだろう・・・

そう思っていた。

しらずしらず、彼女の母性に最後の望みをかけていた。

しかしそれは儚く崩れ去った。

子供達に告げた日

子供達にも心の準備や、やっておきたい事もあるかもしれないから、僕の決断を伝えなくてはいけない。

ある日の夜、子供達に打ち明けた。

かーちゃんは遠くに行ってしまうからもう会えなくなるねん

ごめんな。とーちゃんがかーちゃんを守る事ができひんかったから。

ごめんな。

ごめんな。

子供達にしてみたら意味もわからずにいきなりもう会えないと言われ、納得できる理由もなく、ひたすら

なんで?

なんで?

なんでなん?

3人で泣き腫らした。

とーちゃんは絶対にどこにも行かへんから・・・

2人の傍にずっと居るから・・・

ごめんな・・・

離婚する時に母親と離れる事で悲しませ、その1年後にもう会えなくなると言って子供達を悲しませた。

子供達の事を考えてとはいえ、僕は最低な父親だと思う。

きっと僕がもっとしっかりと妻の事をみていればこんな事にはならなかった。

子供達に申し訳ない事をした。家族を守れなかったという自責の念でいっぱいだった。

最後の面会日

面会最後の日は息子のクラブの試合だった。

試合を終え、家に帰り、子供達が寝付くまで元妻は子供達と一緒に居た。

少し様子を覗いたが、すすり泣く声と

いつ帰ってくるん?

と言う娘の声が聞こえた。

耐えられなかった。

どうやって寝かしつけたのかわからないが、元妻が寝室から出てきた。

泣きまくる子供たちを目の前にしても男を優先にした元妻に怒りがフツフツと沸いてきて

悪魔やな・・・

あなたに母親の資格は無い

と言ってしまった。

元妻は俯いて何も話さなかった。

元妻が帰ろうとしたその時

それでも待ってるから、ボロボロになったら戻っておいで。

子供達と待ってるから。

そう声をかけた。

やはり、この時の彼女が正常な精神状態とは思えなかった。

子供達にサヨナラが言える人じゃないと信じたかった。

もしも戻ってこなくても、これだけは言っておかないと後悔すると思った。

泣き崩れた元妻は嗚咽しながら

ありがとう・・・

と言って去って行った。

面会を再開する?

絶縁してからおよそ2ヵ月、子供達はわりと普通に生活しているように見えたが、時折

かーちゃん、いつ帰ってくるかなあ?

誕生日までに帰ってくるかなあ?

と口にする事が増えてきた。

帰って来るって言ってた?

そう聞くと

なるべく早く帰ってくるって言ってた!

と。

元妻にLINEで確認してみたらそんな事は言ってないと思う。と返ってきた。

どういう解釈をしたのかはわからないが、子供達が母親はいつか帰ってくると思っている事は間違いないようだ。

これは困った。

いつか帰ってくると思い込んでいる子供達に、もう一度かーちゃんは帰ってこないと追い討ちをかけることはできない・・・

僕がした決断が正しかったのかも今更ながら不安になってきてしまった。

子供達が普通にしていられるのは、かーちゃんと二度と会えないわけじゃないというモチベーションも手伝っていると思う。

僕さえ我慢して不倫の事実を隠し通す事ができれば良いのか・・・

面会を再開するべきか否か。

色々な感情が沸いてきてすごく苦しい。

僕は今すごく悩んでいる。

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コメント

  1. フィオラーノ より:

    たびたびすみません。そうだったんですか 辛い選択だったと思います。彼女としても、子どもと会えないことは、辛いことだと思います。それを振り切り何かが有ったんじゃないのかなと思います。ひょっとしたら、奥様が家を出て行ったとき本当は引き止めて欲しかったとか。でも、可能な限り連絡は取った方がいいのかも、奥様がボロボロになった時にフォローすることも可能だし、まあ自分はいまだに独だから、よく分からんこともあるけど、弱っているとき、すっと差し出される手て凄くあったかいじゃん、君を待っているって、君の居場所はここにもあるんだよって。
    同じロード乗りとして。

  2. フィオラーノ より:

    何度もすみません。
    一年で最終通牒ですか。はあ、まだまだ、ずっと待ってあげるんだ、と思っていました。確かに何処かで線をひかなくっちゃいけないのかもしれないけど、1年で人の気持てそんなに変わるのかな? ひょっとして奥様が妊娠?なんてことを思っていたんですが、多分 奥様も何処かでやり直しが出来るのかな?と思っていたんじゃないかな?ほんわずかだけど、それをぶち壊したんだもん、奥様の精神状態は普通じゃないと思うよ。

    • えすたま より:

      ずっと待っていますよ。
      決断はこの先、何も知らない子供達が事実を知った時に受ける衝撃を和らげたかったからです。
      単純に元夫婦間だけの話じゃないところが悩ましいのです。

  3. アツシ より:

    今年の2月から3人の子供たちのシングルファザーになったものです。全て読ませていただきました離婚理由もほぼ同じで障害のある子供がいることや子育てや家事の悩み、元妻への思いなど 共感し一人で泣いてしまいました。子育てなど凄い参考させてもらっています。心から応援しています。

    • えすたま より:

      アツシさん、はじめまして。
      コメントありがとうございます。
      似た境遇なのですね。
      しんどい事も沢山ありますけど、子供達の笑顔は守ってやりたいですね。
      こんなブログで参考になる事があるかはわかりませんけど、見ていただいて嬉しいです。
      僕もアツシさん一家を応援します!

      • アツシ より:

        本当に子供たちの寝顔を見ていると癒されます。その反面、何故 元妻は家族より相手を選んだのかと悩んでしまいます。少しでも えすたまさんの様に子供たちのため強くなりたいと思います。

        • えすたま より:

          まだ離婚されて日が浅いですよね。
          僕も離婚して半年くらいは弱ってました。
          子供達が寝て、一人になる時間が怖かったです。
          洗濯物を畳んでいると涙が出ていることもしばしばありました。
          ちょっとずつ慣れてくるのできっと大丈夫です!
          お互い頑張りましょう!