僕が復縁を望むわけ

いきなりですが、僕は元妻との復縁を模索しています。

妻の不倫が決定打となり離婚を決意したわけですが、その背景には元妻だけを責めきれない自分もいます。

10年前、妻と結婚する時

コイツは僕が幸せにする。

幸せな家庭を作る。

僕はそう心に誓い、妻にも誓いました。

二人の子宝にも恵まれ、僕は幸せな日常に満足していました。

そう、あの日まで。この幸せがずっと続くと思って疑わなかった。

妻に誕生日のプレゼントを手渡した直後。妻の携帯にチラっと見えた男からと思わしきLINEの通知。

妻が不倫をしていた

僕はその日の午後から次の日の夜までどうしても外せない予定があって家を空ける事になっていた。

その間、気が気じゃなかった。

男?

まさかな。。。バイト先の人やろう。

胸騒ぎは止まらず、用事を終えた僕は急いで帰宅した。

そこには普段と変わらない妻と子供達の姿があった。

思い過ごしやろ。。。

次の日の仕事中。妙に胸騒ぎがした。

こんな事したくない。。。

でもやらなければならない気がした。

妻がお風呂に入っている時に妻のカバンを開け、拳二つ分ぐらいの大きさのポーチの中を確認した。

中には何十枚もの某大手運送会社の伝票のコピー?

ん?

広げてみると、それはオモテ面が不必要になったコピー用紙の裏面をメモ用紙にした物だった。

頭が真っ白になるとはああいう事を言うのだろう。

びっしりと書かれた妻宛の手紙だった。

嘘やろ?

何かの間違いやろ?

そんなわけない。。。

妻がお風呂から出てきそうな気配がして、震える手で数枚の写真を撮って元に戻した。

どうしていいかわからなかった僕は、とりあえず違う部屋に行こうと家の階段を登り、踊り場で画像を確認した。

間違いない。。。

妻は不倫してる。。。

踊り場で力が抜けて動けなくなった。

実はその日、そこから先の記憶が断片的で殆ど覚えていません。

鮮明に覚えているのは僕が「男を呼べ!」と妻に言い、男にLINEをさせたが、2時間以上返事はなく、帰ってきた言葉が

寝てた

俺が消えればええんやろ

妻を心配するでもなく、謝罪、若しくは戦いに来るわけでもなく

真っ先に逃げようとしたクソ男

こんな不誠実なやつが好きだと言う妻

本当に頭がイカレてると思った。

必死だった再構築期間

妻とは何度も話し合いました。

最初はケンカみたいな言い合いになってしまった事も多々。

発覚当初は不倫されていたという衝撃で、妻を責めてばかりだった。

時間が経ち、視野を広く持てるようになってきてからは

何がいけなかったのか。

妻は何から逃げ出したのか。

そんな事を考えるようになりました。

そしてどうすれば妻の心をとりもどせるのか。

インターネットでありとあらゆる情報を集め、2ちゃんねるの不倫板も殆ど読んだと思います。

夫婦の危機に関する書籍もたくさん読みました。

必死でした。

家族の形を守る為に。

大切な妻を糞男に取られない為に。

糞男の奥さんも呼びつけて4者面談を設け、二度と連絡を取らないと誓約書も書かせました。

これで少しは再構築に集中できると思った矢先。

水面下発覚

4者面談から一年後

妻の車から見つかった手帳

あのクソ男の文でした。

クソ男は自分が仕事をがんばってるアピールがしたいのか、必ず日付と時間を書いている。

その手紙の中で一番古い日付は誓約書を書いたその日。

僅か3日後には二人で会っていた。

その場を逃れる為だけに100万円の違約金付きの誓約書にサインしたクソ男。

きっと妻には

お前の為ならお金なんか惜しくない

とでも言ったんじゃないでしょうか。

その後も妻を説得し続けましたが、気持ちは変わらず子供達と離れてでも離婚したいと。。。

僕は反省すべきところは反省し、直すべきところは意識付けで直し、誠心誠意妻への想いと家族の大切さを説いたのですが。

クソ男のペテンの前に屈しました

約2年の再構築期間は離婚という形で終止符が打たれました。

長くなりましたが本題です。(これでもかなり端折ってます)

なぜ復縁を望むのか

単純に僕はまだ元妻を愛しているからです。

なぜ不倫されてまで愛せるのか

元妻の人柄から説明する事になりますが、元妻は珍しいくらいに真面目な人です。

そして人を思いやれる人です。

え?不倫する人が?

意味がわかりませんよね(笑)

上記に付け足しますが、とても心が弱い人です。

そして真っ直ぐな性格。

結婚する前からわかってたんですよね。

僕がちゃんと包んであげないといけない。

寂しい思いはさせちゃいけない。

わかっていたのに、日々の幸せにかまけて満足して、元妻へのフォローが欠けていたんですよね。

僕の怠慢で妻に寂しい思いをさせた事が一番いけなかった。

ずっと妻の事は愛していたし、それが当たり前で、わざわざ伝えなくてもわかってるだろうって思ってた。

わかりやすいエピソードとして元妻が僕にこんな事を言った事があったんです。

「バイト先の飲み会に誘われてて、そこに男の人も居るけど行ってもいいかな?」

僕は妻が他の男に気を持つなんて一切考えも疑いもしなかったし、100%信用していたから

「行っといで」

と軽く答えました。

たまには楽しんできたらいい。

そう思って気持ちよく送り出したつもりでした。

しかし元妻の受け取り方はそうじゃなかった。

この人は私に興味がなくなってしまった。

そう感じたそうです。

言葉にする事の大事さ

こういう些細な気持ちのすれ違いが積み重なって元妻の気持ちが僕から離れていったのだと思います。

そこにクソ男が現れ、口八丁の優しい言葉で口説き落としたという構図です。

もっと愛してる事を口に出して伝えればこんな事にはならなかったのかもしれない。

これくらいはわかってるだろう

は、伝わっていない。

それを踏まえて再構築に挑んだわけですが、時既に遅し。

僕にも原因がある

冒頭に書いた元妻だけを責める気にはなれないという理由はこういう事です。

もちろん不倫をした事実は揺ぎ無く悪い事ですが。

結婚前に僕が大変だった時期を支えてくれた事が忘れられない。

何より、僕が唯一僕のままで居れる女性なんですよね。

本当に大切な存在なんです。

実はその事にもう一度気付かせてくれた点だけはクソ男に感謝しています。

再構築期間中もずっと申し訳ないという気持ちは伝わってきていたし、離婚して男の所に行きたいという事と矛盾するけど、僕と子供達だけの生活を本気で心配していた。

そして僕の事も忘れられないし、心配だと涙ながらに語った。

その気持ちが僕には充分に伝わってきたし、元妻の中ですごく葛藤している事も伝わってきた。

きっと今も元妻は葛藤に苦しんでいると思う。

僕は

その人を悪魔の手に委ねる事は絶対にできないから。

心の弱い人だから。。。

僕にはそれがわかるから。。。

愛してるから。。。

そして子供達の母親は妻しか居ないから。。。

どうしても妻に帰ってきてもらって元の形を取り戻したい

だから一度妻を手放そうと思いました。

一度痛い目に会ってもらわないと妻は目覚めない。

このままだと僕も妻も疲弊して共倒れになってしまう。

そう考えて離婚の申し出に応じました。

これが僕の離婚です。

結果じゃないんです。

元通りになる為のプロセスなのです。

だから、不倫の件は友人知人、親にも話していません。

全部一人で抱え込みました。

元妻が戻りたくなった時にアウェーな環境にならないように。

僕だけは絶対に彼女の事を見放さない。

この先も彼女が戻ってくるまでずっと戻れる環境を維持して待っています。

そしてその想いが叶ったら、今度は絶対に離しません。離れさせません。

以上が僕が復縁を望む理由です。

この記事前半の詳細を含め、離婚までの経緯を次の記事から書いていこうと思っています。ただ、この記事を書くだけでも動悸が激しかったので、もし書けなかったらすみません。その時はもう少し時間をください。

書きました

一つ前の記事と重複する部分が多いですがご容赦ください。 妻の携帯に男からのLINE通知 妻がなぜ家に居なかったの...

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コメント

  1. クールビズ より:

    初めまして。
    クールビズと申します。
    貴方様のブログ全部読ませていただきました。
    率直に申し上げます。
    貴方はとても男として度量の大きな方だと思いました。
    貴方の元奥様はきっと戻ってくると思います。
    気持ちの催眠は必ず解けるはずです。
    元奥様はきっと貴方に二度惚れしますよ。
    元の幸せなファミリーに戻れます。
    そう願って止みません。

    • えすたま より:

      決して度量が大きいとは思いませんが、クールビズさんのコメントに励まされました。
      ありがとうございます。
      頑張ります!

      • クールビズ より:

        えすたま様
        返信有難うございます。
        もう充分頑張ってると思いますよ。
        頑張りすぎてお体を壊さないように。
        えすたま様や子供さん達に必ず良い事ありますよ!^_^^_^

        • えすたま より:

          そろそろ踏ん張りの効かない年齢にもなってきましたし、体の声には耳を傾けて生きたいと思います。
          度々励ましのコメントありがとうございます。
          勇気付けられます。