脱ランドセル!ランリックはええよぉ

Twitterでこんなリツイートが回ってきました。


多くの人が小学生時代に持っていたであろうランドセル。実は僕は使った事がないのです。

というのも、僕の地元の小学校はランドセルではなく、このランリックを推奨していたんですよね。

ランリックとは、京都府向日市の学生用品販売会社マルヤスが製造している小学生向けの通学である[1]ランリュックとも呼ばれるが、正式名称はランリック(Ranlic)である

出典元:Wikipedia

ランドセル格差によるイジメとか、重さの問題に着目されて作られた物だそうです。

ランリックの良いところ

低価格

ランドセル購入価格の相場を調べてみると40000円前後の物が多いようですが、ランリックの価格は10000円前後ですね。

僕は5年生くらいの時に一度買い換えてもらったような記憶があるので、コスト的には2万円くらいでしょうか。

丈夫

ナイロン製でヘニョヘニョなので一見弱そうですが、意外に強いです。

うちの子供達は僕が卒業した小学校に通っていて、もちろんランリックを使用中ですが、もうじき4年生の息子のランリックはまだ破れも解れも無く、しっかりしています。

卒業まで買い換えずに済んだらとーちゃんに勝ったという事になりますね。褒めてやりましょう(笑)

左が約1年、右が約3年の使用。

右はけっこう汚れていますね。息子はけっこう雑に扱っています。

軽量

だいたいのランドセルが1kg以上のところ、ランリックは700g前後ですね。

数字だけを見ると300g程度かー。と思いますが、ランリックってランドセルに比べてマチが薄いんですよね。

それが何を意味するかと言うと、肩からカバンの最後端までの距離がランリックは短いのです。支点、力点、作用点の話ですね。力学的に言うとモーメント加重が少なくなります。

故に同じ物体重量でも、肩、背中、腰に対する負担が軽くなっていると思います。

視認性

赤と青のランリックも売っていますが、見かけるのは黄色が殆どです。

車を運転していても黄色いカバンはよく目立ち、事故軽減に役立っているのは間違いないと思います。

ランリックのイマイチなところ

防水性

全くないです。

ナイロン糸を編んである生地なので、ガンガン浸水します。

別売りでレインカバーも売っていますが、ランドセルほどの耐水性があるかと言われると。。。

間仕切りがない

ランドセルを使った事がないので、売り場で手にとってみた感想ですが、ランドセルってけっこう小さい間仕切りとかポケットが付いていますよね。

ランリックは背面に1箇所だけです。

レインカバーとティッシュをいれたらそこそこ一杯になります。

可愛さで劣る

これはおもいっきり主観なんですけど、ランドセルを背負った1年生の可愛さは異常です。

それはもう嫉妬するレベルで。

売り場で写真撮らせてもらいましたけど(笑)

個性がない

ほぼみんな同じカバンを持っているので、極まれに取り違え事故が起こります。

帰宅して宿題をする時に気付くとかですね(笑)

まとめ

毎年毎年ランドセルで悩まれる親って多いですよね。

下手に安い物にしちゃうと友達にバカにされないか。とか

6年使う物だから飽きの来ない色にしてほしいのに、子供は派手なのを欲しがる。とか

じいじ、ばあばからすれば可愛い孫の為に肌の脱ぎ所かもしれませんけど、収入の低いひとり親世帯には死活問題にもなりかねない価格ですよね。

僕はなぜこのランリックが全国に波及しないのかが不思議でなりません。

ランドセルだけではなく、何かと物入りな入学シーズン。家計の助けにもなりますし、学校指定にすればランドセル格差によるイジメも起きませんよ。

おまけに視認性バツグンで軽量。売れない要素が見つからないのですが。

全国の小学校が採用してくれれば良いのに。と、切に願います。

ライオン?も可愛いですしね(笑)

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コメント

  1. 匿名 より:

    僕も使っていました。地域的に近いかもですね。