はい、今日は辛口です。
僕はイクメンという言葉が嫌いです。
厚生労働省が男性の子育て参加や育児休業取得促進などを目的として立ち上げたイクメンプロジェクトが由来だそうですが、僕の周りでは
- 休日に子供と遊ぶお父さん
- 子供をお風呂に入れるお父さん
- 子供にやさしいお父さん
こんな感じの人がイクメンと呼ばれている気がします。
育児休暇を取った男性なんて見た事もない!
イクメンの僕
僕もかつては仲間内からイクメンと呼ばれていました。
なぜそう呼ばれたか
- 平日仕事が終わったら真っ直ぐに家に帰る伝書鳩のような生活だった。
- あかちゃんのお風呂は僕の役目
- オムツ換えをやっている
- 食器洗いも僕の役目
- お風呂掃除も僕の役目
- 休日は早朝から趣味のトレーニングに励み、朝8時には帰宅。それから家族サービスの時間を設けていた。
- 子供達の行事には極力参加
- 子供達と遊ぶ時は全力で
こんなモンです。こんな程度でイクメンと呼ばれていい気になっていたんです。
実態
・子供達は二人とも帝王切開だったので、出産日が決まっていました。
はい、手術時間の少し前まで仕事していましたね。育休?なにそれ。
・あかちゃんだった頃の子供達のお風呂は僕の役目でした。
はい、準備も片付けも着替えも妻がやってくれていましたね。
・夕食後の食器洗いしてました。
はい、料理した事ないです。献立、考えた事ないです。
・洗濯物干ししてました。
はい、畳んでタンスに仕舞うのは妻でしたね。
・掃除
はい、妻がしてましたね。手伝うのは大掃除ぐらいです。
こうやって書くと勘違いも甚だしいですね。。。
他にも日用品の買い足し、僕が家に居ない間の子供の世話、家計のやりくり、保護者同士の付き合い、持ち物への名前書き、必要書類の準備、等々
家事育児で妻にかかる負担は僕よりずっと大きかったはずです。
男の役割と女の役割
Twitterなんかやっていると、そこでよく目にするのが
家事育児と仕事。どっちがたいへん?
- 夫は家事育児の大変さをわかってくれない。何もしないのに偉そうに寝転がってる。
- 妻はちょっと頭が痛いくらいで飯をつくらない。俺は仕事で疲れてるんだ。
などなど。
これね。めっちゃわかります。
両方の意見が!
シングルファザーになった今だから言える事ですけど
どっちも大変です!!
むしろ、やった事の成果が報酬等の形に表れない家事育児の方が精神的にきついかもしれません。
元来、男は外で稼ぐ、女は家内を守る。とされてきた日本ですが、共働き世帯にこの考えを持ち込むのはナンセンスですし、世界的に見ても日本の男性はもっと家事育児に参入するべきだと思います。
僕自身はできていなかったわけですが。。。
両方やるようになったからこそ言えるんですよね。
俺の方が、私の方がじゃなく、お互いを労う気持ちがないといけないんじゃないかと。
それも思うだけじゃなくて、言葉や態度に出さないと相手には伝わらないんですよね。
これくらいはわかってるだろう。は、ほぼ伝わっていないと考えて良いんじゃないかと思います。
閑話休題
叫びますよ?
だから昨今のイクメンブームや、今日だけシンパパ^^とかってSNSで書き込みを見つけると、何にも知らんくせに。と思ってしまいます。
ちょっと公園で遊んで、ファミレスに連れて行ってご飯食べさせて、見て見て!みんな!俺めっちゃ育児してるでしょ?素敵でしょ^^
とか言いたいのかな?って思ってしまいますね。
もうね。
父子家庭なめんな!
これに尽きます(笑)
シングルファザーになった今、僕がイクメンと呼ばれても
一緒にすんな!
ですけどね。
夫婦揃った家庭に対する僻みととられても、とにかくイクメンって言葉が嫌いって話。
イクメンアピールしてる人はアウトオブ眼中です(笑)